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解離性障害の症状・治療方法

解離性障害とは

意識、記憶、自己同一性、知能が途切れたり、突然失われたりする症状をまとめて解離性障害と呼ぶ。記憶喪失、多重人格、トランス状態なども解離性障害に含まれる。

一般的に、とてもつらい出来事や記憶から自己を守るためにとられる自己防衛機能の1つであり、安心できる環境に身を置くことが大切である。

解離性健忘

名前などの個人情報を思い出すことができない症状を解離性健忘と呼ぶ。強いストレス下に置かれた場合などに起こる。人生のある時期の記憶だけがすっぽりと抜け落ちてしまっているようなケースもある。

解離性とん走

ある日突然、家庭や職場から離れて行方がわからなくなることを解離性とん走と呼ぶ。本人も記憶をなくしていたり、別人として振舞っていることもある。

解離性同一性障害(多重人格)

人格が多数存在しており、それらの人格が別々にその人の行動を制御している状態を解離性人格障害と呼ぶ。診断頻度に地域差、医師の個人差がある。

離人症障害

自分の精神や身体から自分自身が遊離しているという感覚を持つものを離人症障害と呼ぶ。自分の生活を外から観察しているように感じること(離人感)や、自分が外界から切り離されているように感じること(現実感消失)がある。

治療方法

安心できる環境に身を置くことが大切である。解離性障害の主な原因は、心的なストレスによりほかの人に自分を表現することができないことである。安心できる環境の中で、自身の解離した感情を表現できることが一番の治療であるとされている。

解離性障害の症状の多くは、ある程度の時間を経れば自然に解消されるか、別の症状へ移行するのが一般的です。早い段階で、催眠や暗示によって、解離性の健忘や、失立、失声、麻痺等を解消することは効果が期待できないだけでなく、症状を悪化させることもあります。安全な環境や自己表現の機会を提供しながら、それらの症状の自然経過を見守るという態度も重要です。

https://www.mhlw.go.jp/

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