目の働き

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錐体細胞と桿体細胞

光刺激の受容器として目がある。角膜と水晶体によって光は屈折し、網膜上に像を結ぶ。網膜には錐体細胞桿体細胞の2種類の視細胞があり、錐体細胞が明るい所で、桿体細胞は暗いところで働く。

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ほぼ中央の青紫の点は光を受け取る錐体・桿体と呼ばれる細胞の核です。その右のピンク色の部分は錐体・桿体の外節と呼ばれる光を受け取るセンサーの部分です。
http://www.geocities.jp/nomuk2001/community2/soshiki/soshiki.htm

錐体細胞には赤錐体細胞、緑錐体細胞、青錐体細胞(光の三原色)の三種類がある。それぞれが別の色の光を感じ取ることによってカラフルな視覚が実現できている。錐体細胞は主に網膜の中心である黄斑に集中して分布している。
錐体細胞にはフォトプシンと呼ばれる視物質があり、これが光エネルギーひよって構造変化することによって、それがシグナルとなって脳へ信号が伝えられる。

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黄斑と中心窩(視力の中心)

桿体細胞は黄斑を取り巻く部分に多く分布する。ロドプシンと呼ばれる視物質を持っており、ロドプシンはレチナールとオプシンの2つの部分から成り立っている。光刺激を受けると、レチナールが構造変化し、これが刺激となって脳へ興奮が伝えられる。主に暗い所から明るい所へ急に移動した際にこの反応が起こる(明順応)。レチナールとオプシンはその後にロドプシンに戻る。
レチナールはビタミンAからできており、ビタミンAを摂取しないと夜に目が見えづらくなる夜盲症になる。

黄斑と盲斑

黄斑は網膜の中心部にあて錐体細胞が密集している。黄斑部分は、錐体細胞とは逆に桿体細胞の密度が最も低く、中心窩から周囲へ離れるにつれて密度が高くなる。桿体細胞は明るさに鋭敏な細胞で、この分布に
より暗所であっても広い範囲の明るさの変化を感じることができるため、詳細はわからなくても「何かが動いた」ことは知覚することができる。

盲斑は視神経の組織が集まっている部分で、視細胞が分布していないため、光を感じることはできない。そのため、本来ならば片目を瞑れば視界に大きな穴(盲点)が空いているはずである。しかし、現実には脳がが盲点の周囲の映像から勝手に視覚を補完しており、日常生活に困難がないようになっている。

盲点の観察は以下の画像で行うことができる。また、どれくらい補完するのかを調べるために様々なパターンをためしてみると面白い。また、盲点マップを作ることができるサイトもある(http://serendip.brynmawr.edu/bb/blindspot/

まず左目を閉じます(または手で左目をふさぐ)。そして上の十字のマークを右目だけで見ます。

右目で十字のマークを見ながら、となりの黒丸の存在を確認します。直接黒い丸を見てはいけません。視点を置くのは十字のほうだけですが、視野の片隅に黒い丸の存在を確認します。

そしてそのままゆっくりモニターのスクリーンに近づきます。近づきながらずっと十字を見つめておきます。

するとある一定の距離(だいたい30センチくらいのところ)でこの黒い丸が消えるポイントがあります。視覚の盲点に入ったからです。そしてそのままさらにスクリーンに近づいていくとまたこの黒い丸は現れます。

小さい盲点と言われていますが、こうやって見るとこんな大きな黒丸がすっぽりと見えなくなるほどの大きな盲点なのです。

http://labaq.com/archives/51014471.html

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