真核生物のタンパク質の合成-転写・スプライシング・翻訳-

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たんぱく質の合成にはRNAが重要

DNAはタンパク質の情報が記されている設計図である。DNAを核外に出すことは危険であるので、コピーを核外に出して使用する。DNAのコピーをRNAと呼ぶ。RNAはDNAとほぼ構造は同じであるが、デオキシリボースの代わりにリボースが使用されている。また、チミンの代わりにウラシル(U)が使用されており、2本鎖ではなく1本鎖である。

転写:DNAを基にRNAを合成する

DNAからタンパク質を作る際には、はじめにDNAのコピーであるRNAを合成する必要がある。DNAの塩基配列を基に、RNAを合成することを転写と呼ぶ。DNAの2本鎖の一部がほどけ、DNAのA、T、G、Cの塩基に、RNAのU、A、C、Gが結合し、1本鎖のRNAが合成される。

RNA
http://biology.unm.edu/

転写は次の動画のようにRNAポリメラーゼによって行われる。

スプライシング:不要な部分をカットする

合成されたRNAには、必要な部分と不必要な部分が存在する。不必要な部分を排除し、必要な部分だけを残す作業をスプライシングと呼ぶ。スプライシングを経たRNAはmRNA(メッセンジャーRNA)と呼ばれる。

翻訳:mRNAの情報を基にたんぱく質を合成する

mRNAの情報を基に、タンパク質を合成する過程を翻訳と呼ぶ。まず、mRNAはリボソームに運ばれる。mRNAの3つの塩基(コドン)は1つのアミノ酸を指定し、指定されたアミノ酸をtRNAがリボソームへと運ぶ。運ばれたアミノ酸は結合していき、タンパク質が合成される。

翻訳

http://blog.goo.ne.jp/

動画で見ると次のようになる。mRNAのコドンに合致するtRNAが次々とアミノ酸を運んでくる。

セントラルドグマ

DNAの情報を基にRNAが合成され、RNAの情報を基にタンパク質が合成される。この流れをセントラルドグマと呼ぶ。エヴァンゲリオンでは、最も最下層の中心部分をセントラルドグマと呼んでいる。この生物学用語が由来となっている。

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コメント

  1. 生物 より:

    不要な部分→必要な部分 では?

  2. 管理人 より:

    >生物さん
    そのとおりでした!
    ご指摘ありがとうございました。

  3. あゆみ より:

    タンパク質合成のσcycleって分かりますか。

    1. 管理人 より:

      申し訳ありません。存じ上げないのですが、調べてみて記事にしてみたいと思います。

  4. 生物がわかんな過ぎて困っている人 より:

    mRNAがメッセンジャーRNAなのはわかったのですが、tRNAはなにの略称なのか教えてくださいm(_ _)m

    1. 管理人 より:

      トランスファーRNAの略称です!

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