生物の分類と系統

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

分類の方法

分類の方法には2つある。人為分類系統分類である。人為分類は、人間が勝手に分類したものであり種などは特に関係ない。例として、薬用植物や有毒植物などという分類がある。
系統分類は、DNAやRNAの塩基配列などによって行う分類である。生物の類縁関係を明らかにすることを目的とする。

分類の階級

が分類が基本となっている。種は交配し、生殖能力を持つ子どもを残すことができるかが基準となる。つまり、生殖的な断絶があるかどうかである。種の上には、属、科、目、網、門、界がある。

例:シマリス(種)、シマリス属、リス科、ネズミ目、哺乳綱、脊椎動物門、動物界

種が異なっても子どもが生まれる場合はあるが、子に生殖能力はない(キメラ)。

ライガー
ライガー(ライオン×トラ)

種の表し方

リンネが提唱した二名法が使用されている。属名種小名を並べて記載する。

例: ヒト(和名)の学名:Homo(属名) sapiens(種小名) 

系統

生物の進化の道筋を系統と呼び、それを樹状に表現したものを系統樹と呼ぶ。

五界説

系統を、モネラ界、原生生物界、菌界、植物界、動物界に分けたものを五界説と呼ぶ。始まりはアリストテレスの植物と動物を分けた二界説であり、ヘッケルが三界説を唱え、その後四界説となり、現代の五界説が生まれた。

ドメイン

ウーズは分子時計の考えを用いて、ドメインと呼ばれる考え方を提唱した。ドメインは界よりも上位の分類である。ドメインには、細菌ドメイン(バクテリア)、古細菌ドメイン(アーキア)、真核生物ドメインの3つが存在する。

細菌ドメイン

原核生物のグループである。38億年前に、他のドメインと分岐した。大腸菌やシアノバクテリアがいる。

siano
シアノバクテリア
古細菌ドメイン

原核生物であるが、RNAポリメラーゼの構造が真核生物と類似しており、真核生物に近い。24億年前に真核生物と分岐した。メタン菌や、光熱好酸菌、高度好塩菌などがいる。

真核生物ドメイン

真核生物であり、核膜、細胞小器官などが存在する。

細胞
真核細胞
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*