種子の休眠と発芽-アブシシン酸・ジベレリン-

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アブシシン酸

LEAタンパク質遺伝子を発現させ、種子を休眠させる。

LEAタンパク質

種子の休眠状態維持、乾燥耐性を持たせるタンパク質。 他のタンパク質の乾燥時における凝集を抑制する働きを持つ(参考資料https://www.jstage.jst.go.jp/

LEA
LEAタンパク質の特徴http://www.nias.affrc.go.jp/

大賀ハス
2000年前の古代ハスの種子を大賀一郎が発見し、発芽させることに成功した。この出来事は、驚異的な状態保存能力を種子が有していることを証明した。

大賀ハス
ネムリユスリカ

LEAタンパク質は植物のみならず、動物においても合成されるタンパク質である。極度の乾燥にも耐えることができるネムリユスリカは有名な生物である。

 

ジベレリン

アブシシン酸の働きを抑制し、種子の休眠打破をする。その結果、発芽が促される。

  1. DELLAタンパク質糊粉層に存在すると、ある種の調節遺伝子の発現を抑制する働きを持つ。
  2. その結果、アミラーゼの合成を促進させる調節タンパク質が合成されなくなり、アミラーゼ合成が抑制される。
  3. 糊粉層の糖がアミラーゼによって分解されないと発芽が始まらないため、種子は休眠状態となる。
  4. 適した水・温度によって、胚でジベレリンが合成される。
  5. ジベレリンによってDELLAタンパク質が分解される。
  6. アミラーゼ合成が開始され、胚乳のデンプンが分解される。
  7. デンプンの分解によって生成された糖は、胚に吸収される。
  8. その結果、胚内の浸透圧が高まり、吸水が促進され、発芽する。
糊粉層
黄色の部分が糊粉層http://www.hottomotto.com/
ジベレリン
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