ちょっとディープな生物の世界

動物の筋組織-骨格筋・平滑筋・心筋の違い-

筋組織の種類

筋組織は、筋繊維と呼ばれる収縮機能を持つ細胞からなる組織である。筋肉は横紋筋平滑筋(内臓筋)に分類することができる。

また、横紋筋はさらに骨格筋心筋の2つがある。つまり、筋肉は次の3つの種類がある。

  • 骨格筋:横紋(しましま)があるのが特徴。随意運動の筋肉であり、細胞同士が融合して長い多核細胞を形成している。
  • 平滑筋:内臓などの筋肉であり細かい細胞が集まっている(融合はしていない)。
  • 心筋:横紋がある単核細胞の集まりであるが、密着し枝分かれしている。

下画像aは骨格筋、bは平滑筋、cは心筋である。

横紋筋と平滑筋

筋肉は横しまの模様(横紋)が見られるか見られないかで横紋筋平滑筋に分類されている。骨格筋、心筋は横紋筋(横しまが見られる)であるが、内臓筋は平滑筋(横しまが見られない)である。

筋肉階層

骨格筋(横紋筋)

多数の細胞が融合した多核細胞である。自分の意思で動かせる筋肉(随意筋)である。

https://en.wikipedia.org/

心筋(横紋筋)

単核細胞が集まった筋肉である。枝分かれした構造を持つ。自分の意思で動かすことができない(不随意筋)。

https://en.wikipedia.org/

下動画はカメの心臓(閲覧注意)。

内臓筋(平滑筋)

紡錘の形をした単核細胞が集まった筋肉である。 不随意筋である。

骨格筋・平滑筋・心筋の違い

それぞれの違い(特徴)をまとめると次のようになる。

形状 場所 随意・不随意
骨格筋 非常に長い多核細胞 骨格筋(自分の意志で動かすことができる筋肉) 随意運動
平滑筋 細長い細胞の集合体(単核) 内臓など 不随意運動
心筋 枝分かれしつつ長い筋肉を形成する(単核) 心臓 不随意運動

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