ちょっとディープな生物の世界

動物の結合組織-軟骨組織・骨組織・血液・繊維性結合組織-

結合組織の種類

結合組織は、細胞間物質と細胞からなる組織である。軟骨組織、骨組織、血液、繊維性結合組織がある。名前の通り、からだの結合や組織を支持することを役割とする。

軟骨組織

軟骨細胞とゲル状の軟骨基質によって構成されている。下画像の所々に存在する丸い部分が軟骨細胞である。軟骨基質にはコラーゲンが多く含まれ、弾力があり、骨と骨の間のクッション(椎間円板など)として役立っている。

https://en.wikipedia.org/

骨組織

骨細胞と、カルシウム塩を多く含む硬骨によって構成されている。下画像は骨細胞である。骨細胞は細胞質を長く伸ばし、互いに樹状に結合している。

https://en.wikipedia.org/

骨には血管の通り道であるハーバース管が形成されている。下画像の骨細胞(紫色)に囲まれた中央の管がハーバース管である。

https://en.wikipedia.org/

血液

血管を埋める血球を多量に含んだ液体。

繊維性結合組織

コラーゲン繊維を多く含み、多くの組織の間に存在する。コラーゲンを産生する繊維芽細胞などが含まれている。皮膚の真皮靭帯などが例として挙げられる。

下画像は繊維芽細胞である。

https://en.wikipedia.org/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です