ちょっとディープな生物の世界

気軽に読めて楽しめる!おもしろいおすすめ生物本まとめ

 Tracy LundgrenによるPixabayからの画像

2016年の「ざんねんな生き物辞典」を皮切りとして、様々な生物雑学本が販売されるようになりました。生物雑学本の良いところは、エネルギーを使わずに読めることです。少し疲れた時、何か作業をしている間などに読むと、生物雑学が増える+気晴らしになります。生物のすごさ、かわいさに癒されます。

このページでは「気軽に読める」をモットーに本を紹介しています。本気の生物関連のおすすめ本は下のページで紹介しています。ぜひご覧ください。

生物好きなら絶対に読んでおきたい面白すぎる生物本まとめ|バイオハック

おもしろい! 進化のふしぎ ざんねんないきもの事典

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生物雑学ブームを引き起こした1冊。もうどこにでもありすぎて怖いほどです。様々な生物現象を「ざんねん」という人間視点で見たところにユーモアがあります。これを発端とした今泉忠明氏の著作の数がすごい(以下今泉氏の著作は出てきません)。

へんないきもの

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元祖生物雑学ブームと言っても良い1冊(2010年出版)。名前の通り、様々な珍妙な生物を取り扱い紹介しています。この本から放射線にも耐えられる最強生物としてクマムシが有名になったのが印象的です。

たいへんな生きもの

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「へんな生き物」とは全く関係のない一冊です。むしろこちらの方が過激で、動物の性から本が始まります。アンテキヌスという有袋類は3週間片っ端から交尾し続け、内出血して失明して死ぬなど、かなり「たいへんな生きもの」が紹介されています。著者はマットサイモンというサイエンスライターです。

リアルサイズ古生物図鑑 古生代編

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エディアカラ生物群やバージェス動物群が実際に生きていたらどんなサイズ?をコンセプトにした図鑑。アノマロカリスが魚と一緒に売られていたり、古代植物であるクックソニアで子どもが遊んでいたりなど、古代と現実のユーモアある融合を果たした1冊です。

リアルサイズ古生物図鑑 中生代編

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技術評論社
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続編として登場した一冊。こちらに紹介されている生物(恐竜など)の方が、知名度がある感じです。トリケラトプスなどは当然大きいけれど、意外と小さめの恐竜もいるのでびっくり。

楽しい動物化石

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「動物化石」と言っても絶滅種の化石。三葉虫やウミサソリ、アノマロカリス、ティクターリク、その他陸上絶滅種などの化石が紹介されています。一見ポップな感じですが、絵や3Dで終わらせるのではなく実物の化石の写真がしっかり掲載されており、見ごたえがあります。

アフターマン 人類滅亡後の動物の図鑑

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学研プラス
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人類が滅亡した後には動物はどんな風に進化しているのかを主題とした、完全にエンターテイメントとして楽しめる一冊。本当の進化はかなり偶然の要因に左右されると考えられているので、人間が頭の中で描いたようにはいかないでしょうね。

ヘンな名前の植物

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意外と面白かった一冊。屁、糞というワードを入れられたかわいそうなヘクソカズラや、陰嚢(ふぐり)というワードが入っているイヌノフグリの名前の由来と、その植物の特徴を丁寧に解説しています。著者がかなりしっかりとした研究者なので知的な刺激が与えられます。

わいるどらいふっ! 身近な生きもの観察図鑑

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amazonでベストセラー本として紹介されている1冊。内容としては浅めですが、身近な野生動物、昆虫、植物をかなりかわいい4コマ漫画で紹介しています。知識だけでなく、面白いエピソード、ほんわかエピソードと共に生物が紹介されており、和むこと間違いなしです。

猛毒生物 大図鑑

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子どもと一緒に楽しめる一冊。ヒョウモンダコなどのメジャー種から、スローロリスなどの意外な種まで幅広く毒のある生物を紹介しています。画力が高く、エンターテイメントとして楽しめます。

やりすぎ恐竜図鑑 なんでここまで進化した!?

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著者の小林快次氏は北海道大学総合博物館准教授でしっかりとした見地で書かれた本です。「やりすぎ」という視点から特徴的な進化を紹介しています。普通の図鑑には書かれていない知識もあり、意外とためになる本です。

スーパービジュアル再現 消えた巨大生物

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ナショナルジオグラフィックが作成しているだけあって、中身は少し専門的かつヴィジュアルのクオリティが高いです。巨大生物といっても恐竜絶滅以後の生物を紹介しています。その「巨大」さにワクワクさせられます。

図解 なんかへんな生きもの

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モズが獲物を串刺しにする習性や、珍獣カモノハシなど特徴的な生物を勢いのある絵で紹介しています。そのノリとハイテンションさがとても面白く、著者の動物愛に満ちた1冊です。著者はtwitterでよく画像をあげておられるぬまがさワタリ氏です。

はたらく細胞

免疫系の細胞は1つ1つが特徴があるので、物語にするには最適!と思っていましたが、それをまさに形にしてくださった!という感じです。これを読めば免疫系に親しみが湧くこと間違いありません。漫画を読むのがめんどくさい人は、アニメを視聴するのもおすすめです。

光る化石 ~美しい石になった古生物

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まさに地球が作り出した芸術品です。アンモナイトの殻の成分がミネラルなどに置き換わり、異様な輝きを放っています。オパールになった恐竜の骨など、化石というだけで価値があるのに、さらにその上を行く感じがすごいです。読むと神秘的な気持ちになります。

カメの甲羅はあばら骨 ~人体で表す動物図鑑~

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この本の秀逸な点は、各動物の骨格をもし人間が持っていたら?と人間視点に置き換えた所です。もちろん珍妙な人間になり、他の生物がいかに人間とは違う構造を持っているかを思い知らされます。

図解 身近にあふれる「微生物」

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著者の左巻健男氏は理科教育の第一人者です。こちらはエンターテイメントというよりも、専門知識をなるべく平易な言葉で説明した一冊です。微生物に関して広く一般知識が紹介されており、パラパラ見ているだけで勉強になります。

動物学者による世界初の生き物屁事典 ヘビってオナラするの?

「ざんねんな生き物」シリーズかと思いきや全然違います。著者がアメリカの動物学の研究員であり、しっかりとした見地に立って1つ1つの生物がおならをするかを考察しています。おならはしなくとも、メタンガスを口から出す生物などバラエティに富んだガス処理の方法を学ぶことができます。

ちがいがわかるいきもの図鑑

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まさに痒い所に手が届く1冊。微妙に似ている動物を比較して違いを教えてくれます。ムササビとモモンガ、アシカとアザラシ、フクロウとミミズク、もちろん全然違う生物ですが、細かいところの違いまでは中々知らないものです。

世界一うつくしい昆虫図鑑

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きらびやかに輝く甲虫がひたすらに掲載されている昆虫図鑑です。甲虫の機械的な体の美しさに改めて気づかされる一冊です。図鑑というよりも美術書と言ってもいいかもしれません。

怪異古生物考 (生物ミステリー)

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オカルト本ではありませんが、そこまで真剣な本でもありません。様々な空想の生物は何らかの生物学的な証拠があって考えられたのではないかとの着想をもって書かれた本です。たとえば、目がひとつしかない巨人サイクロプスは、象の頭蓋骨の鼻腔の穴を想像されたのではないか…などなど様々興味深い仮説が述べられています。

細菌 (ずかん)

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専門的でない平易な言葉で様々な細菌について紹介しています。こんなに気軽な気持ちで読める細菌図鑑なんて中々ありません。1つの細菌が見開きで美しい画像と共に紹介されており、微生物を身近に感じること間違いありません。

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