リーシュマニア症は寄生虫疾患
リーシュマニア症はサシチョウバエによってもたらされる寄生虫疾患です。サシチョウバエは蚊よりも小さく、蚊の1/3ほどの大きさしかありません。
リーシュマニア症は熱帯雨林の田舎や、イラク、アフガニスタンなどの都市部でも見られます。バックパッカーや自然観察家、途上国へのボランティア隊員がよくかかる病気とされています。
症状は?
発症すると、刺された部分から小さな発疹ができ、徐々に大きくなり巨大な潰瘍になります。痛みはありませんが、細菌感染を起こすと痛みを生じます。また、顔面に潰瘍ができることもあり、人々の偏見や差別の対象となり、問題となっています。
下動画の男性は南アメリカを旅し、リーシュマニア症を発症したそうです。
国境なき医師団もリーシュマニア症の増加を問題視しています。