品種改良?遺伝子組み換え?
今回のテーマは「ムキムキ」。野生動物の場合には、筋肉が付きすぎるということはあまりありません。筋肉を作りすぎると、その分余計なエネルギーがかかってしまうため、通常はミスタチオンという物質によって筋肉合成がストップされています。
しかし、ミスタチオン関連に何らかのトラブルが起こると、筋肉合成がストップされずに筋肉が増大してしまいます。ヒトでも同様のことがおこり、ミオスタチン関連筋肉肥大病として知られています。
品種改良や遺伝子組み換えによって、あえて筋肉を合成しやすい種を作り出すこともあります。また、品種改良でなくても普通に筋肉がつきやすい生物もいます。それでは、ムキムキの動物たちを見ていきましょう!
品種改良によって作られたムキムキなウシ、ベルジャン・ブルー(品種名)です。
突然変異種でしょうか。カナダで発見されたムキムキ猫です。
韓国で遺伝子組み換え技術によって作られたブタです。参考記事:「新・遺伝子改変技術でマッチョな豚が誕生」日経Gooday
ピットブルテリアという品種の犬ですね。背筋が半端ないです。
脱毛症のチンパンジーです。毛がない分、筋肉がよく観察できます。チンパンジーってムキムキなんですね~。
カンガルー先輩の筋肉、半端ないです!!ナチュラルでこの筋肉です。
自然界にはもともとムキムキな生物もいますし、人間が人工的に作ったムキムキ生物もいるんですね。