安楽死とは?
安楽死とは、患者本人の苦痛を和らげるのを目的とし、死に至らせることです。終末期患者に対する処置として注目を浴びています。
日本では安楽死は法律上許されておらず、患者本人が望んでいたとしても、積極的安楽死に加担した場合は刑法上嘱託殺人罪等の対象となります。2020年7月に起こった筋萎縮性側索硬化症(ALS)の女性の嘱託殺人も、本人の同意がありましたが関与した医師が起訴されました。
しかし、世界では一部の国では安楽死が認められています。本人の症状や意志を確認した上で、薬物投与によって死に至らしめます。薬物投与も、自分で行うことが多いようです。
以下、人が自分の死を受け入れる瞬間の動画です。他人の死を目の当たりにするとき、自分自身の死についても考えさせられますね。
家族の悲壮感が伝わってきます。受け入れる周囲も壮絶です。
妻への「I love you」との言葉に、これまでのすべての思いが詰まっているのを感じます。
長編ドキュメンタリーです。動画最後のお別れ会では、おじいさんが最後に歌を歌い、人生を終えます。
眠るように亡くなっていきます。
超高齢化社会へと突入していく中で、医療ではどうにも苦痛を抑えられないケースが多々でてくることでしょう。日本社会も安楽死について、真剣に考える時が来ているのでしょうね。