ちょっとディープな生物の世界

コオロギの白血球の観察

白血球を観察するために、コオロギにインクを注射する。インク(墨守)は白血球に取り込まれ(食作用)、黒くなった白血球を顕微鏡で観察することができる。ギムザ染色すると、白血球がよく見えるが、なくても良い。
コオロギでなくても、足が太いバッタなら何でも良い。

  1. コオロギを氷上麻酔する。冷凍庫に5~10分入れておいても麻酔になる。
  2. 注射器でインクを腹から注入する。
  3. 3~24時間待つ。
  4. 足を切断し、切断面をスライドガラスにこすりつける。
  5. 顕微鏡で観察する。
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脊椎動物の場合、血液を組織液やリンパ液と区別するが、昆虫類の血管系は開放血管系であるため、血液と組織液の区別がなく正式には血液と呼ばずに血リンパと呼ばれている。
http://www.aichi-c.ed.jp/contents/rika/koutou/seibutu/se24/syokusayo/syokusayo.htm

参考資料http://www.aichi-c.ed.jp/contents/rika/koutou/seibutu/se24/syokusayo/syokusayo.htm

参考資料http://www1.iwate-ed.jp/tantou/kagaku/3242_seibutsukiso/File/pdf/h24_0404_2_15.pdf

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