ちょっとディープな生物の世界

ホルモン・自律神経による調節

フィードバック

例えば、チロキシンが血液中に不足すると、視床下部から放出ホルモンが分泌され、脳下垂体前葉から甲状腺刺激ホルモンが分泌される。これよって甲状腺からチロキシンが分泌される。あるところまでチロキシンが分泌されると、チロキシンが視床下部に作用して、ホルモン分泌を抑制する。このように、引き起こされた結果が一番はじめに作用して調節するシステムをフィードバックと呼ぶ。結果が原因を抑制するのを負のフィードバックと呼び、促進するのを正のフィードバックと呼ぶ。

血糖量の調節

ヒトの血液中には空腹時で0.1%のグルコースが含まれており、これを血糖と呼んでいる。血糖量はホルモンと自律神経の働きによって一定に保たれている。

 

血糖量増加

血糖量増加に使われるホルモンは、副腎皮質刺激ホルモン、成長ホルモン、糖質コルチコイド、アドレナリン、チロキシン、グルカゴンである。副腎髄質とすい臓ランゲルハンス島は交感神経につながっている。

血糖量低下

血糖量低下に使われるホルモンはインスリンである。副交感神経によって分泌が促進される。

https://ja.wikipedia.org/

糖尿病

血糖量が低下しなくなる病気を糖尿病と言う。インスリンの分泌不足が原因であり、インスリンを投与し続けなければならない。また、逆にインスリンの過剰摂取は低血糖症を引き起こす。脳機能が低下し、意識喪失、昏睡状態となる。

体温の調節

恒温動物では体温が一定に保たれるシステムを持っている。体温調節には2つの側面があり、それらは発熱量放熱量である。チロキシンとアドレナリンによって発熱量が増加し、血管や立毛筋が収縮することにより放熱量が抑制される。アドレナリンと血管・立毛筋の収縮は交感神経によて支配されている。

2 COMMENTS

MASAMUNE

毎日参考にさせて頂いてます。

サイト全体に関する質問ですが、こちらのサイトでは
画像の挿入や質問の回答、文章の修正、トップページの変更などといった更新が
管理人様のご厚意により、頻繁に行われていると存じていますが、
それらの更新履歴などを搭載するご予定は今後、ありますでしょうか。

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管理人

>MASAMUNEさん

いつも閲覧本当にありがとうございます。

ちょくちょく細かく修正等を加えているため、それらを公開する予定は今の所ありません(膨大な量ですので)。しかし、新規投稿記事一覧のウィジェットを追加いたしました。たまに追加記事を書いています・w・

今後ともよろしくお願いいたします。

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