【動画】生きたゴキブリを幼虫のエサとする最強のゴキブリハンター「エメラルドゴキブリバチ」

エメラルドゴキブリバチとは？

エメラルドゴキブリバチはセナガアナバチ科セナガアナバチ属に属するハチの1種です。

エメラルドゴキブリバチのメスはゴキブリに卵を産み付ける際に2回刺します。一度目はゴキブリの胸部の神経節に刺し、ゴキブリの動きを止めます。2度目は脳に刺し、毒を注入します。この毒はゴキブリの逃避行動を抑制する働きがあり、これによってゴキブリが何故か落ち着きます。

ゴキブリが動かなくなったら、さらにゴキブリの2本の触覚を切ります。この触覚を切る理由はよくわかっていません。

エメラルドゴキブリバチはゴキブリを巣へ連れていきます。この間、ゴキブリは引っ張られるがままに自分の足で歩いていきます。そして、ゴキブリは体表に卵を産み付けられ、入り口を石で塞がれて閉じ込められてしまいます。

孵化した幼虫はゴキブリの内臓を食べて成長し、巣から飛び立っていきます。