ジュウシチネンゼミとは?
ジュウシチネンゼミは Magicicada 属に分類されるセミです。周期ゼミの1種で産卵してから17年目に羽化して大量発生します。周期ゼミには13年の周期を持つものも存在します。
ジュウシチネンゼミは16年と11か月の間は幼虫で過ごし、土の中で広葉樹の木の根から樹液を吸って成長します。17年目の4月になると、一斉に地上へ出て羽化し、数週間の成虫の期間を過ごします。交尾を終えると、メスは400~600個の卵を産んで死にます。
なぜ17年の周期なの?
ジュウシチネンゼミの年数が素数なのは、捕食者や寄生虫が同期して発生するのを抑えられるためだと考えられています。周期が偶数ならば、相手も同時期に大量発生する可能性がありますが、素数であれば同時期の発生は極めて難しくなります。
幼虫が一斉に土からでる様子は映画を見ているかのようですね。
抜け殻の数が半端ないです。