ちょっとディープな生物の世界

とてつもない多さ!!4000万匹が集まって冬を越す「サカハチテントウ」

サカハチテントウとは?

サカハチテントウはテントウムシ科に属する昆虫です。北アメリカに分布しています。

テントウムシは集団になって冬を越す習性があります。殆どのテントウムsは20~100ほどの集団を形成しますが、サカハチテントウは3000万~4000万の大集団となって冬を越します。

サカハチテントウは人間にとっては益虫で、アブラムシを捕食してくれるため園芸家が重宝してきました。夏の間は草むらでテントウムシを食べ、冬になると山の岩地へと移動し集団越冬します。この集団越冬には集合フェロモンが関係していることがわかっています。また、フェロモンは1年以上残り続けるので、次世代も同じ場所で越冬することが多いです。

とんでもない数のテントウムシが集まっています。

冬に枯れ木の木肌をはぐと…無数のテントウムシがびっしり。

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