ちょっとディープな生物の世界

猛毒の弓矢を刺して大きな口で一飲み「アンボイナガイ」

アンボイナガイとは?

アンボイナガイ( Conus geographus)はバイ目イモガイ科に分類される巻き貝の一種です。西太平洋からインド洋の熱帯域にかけて生息しています。

photo by pinterest.es

アンボイナガイの口の中には歯舌が矢じりのように変化した矢があり、獲物が近くを通ると発射します。矢じりにはアンボイナガイの唾液が塗られており、この唾液にはコノトキシンという猛毒が含まれています。コノキトシンの毒性はインドコブラの毒の37倍と言われ、血清も存在しないので人間が刺されたら、血流を紐でしばって止めて医療機関に駆け込むしかありません(死亡率が高いです)。

一気飲みする口がめちゃくちゃ怖いです。

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