マダラコウラナメクジとは?
マダラコウラナメクジ(Limax maximus)は軟体動物門柄眼目コウラナメクジ科に分類されるナメクジです。原産はヨーロッパで、近年では日本にも侵入しています。
マダラコウナメクジの交尾は官能的なことで有名です。マダラコウナメクジは始めにお互いの体を重ねて入念にチェックをします。
その後、粘液でできた糸にぶり下がり、お互いの体を絡め合います。
クライマックスでは側頭部から白い生殖器を出し、お互いの精子を交換します(ナメクジは雌雄同体です)。交換した精子の殆どは食べてしまうのですが、必要量は体の中に蓄えておきます。
蓄えられた精子は数か月から数年間は生きており、マダラコウナメクジが好きなタイミングで受精させて卵を産みます。なぜ全身を絡め合わせるのかはわかっていないのだそう。
もう何がなにやら…。