カワウソのような生物がアシカやアザラシの祖先
アザラシやアシカはネコ目に含まれる動物です。アザラシやアシカの祖先は現代で生息する生物でいうとカワウソのような形態をしていたと考えられています。
2009年になってようやくアザラシの祖先にあたる生物の化石が発見されたとのニュースが流れました。
アザラシは陸から海に入り、ヒレ状の四肢を持つようになったが、その進化の過程はわかっていなかった。最新の研究によると、“腕”を持つ先史時代のアザラシの化石が発見され、途切れていた進化の鎖がつながったという。 古代の北極圏では温暖化と寒冷化が極端だったために生物の進化が促進されたのではないか。陸上と淡水の両方で生活できるアザラシはその一例だと考えられる。
見つかった骨格は下の図のようなものでした。まさにカワウソですね。