ちょっとディープな生物の世界

【悲報】シーボルト、思わずアジサイの学名に愛人の名前(お滝さん)をつけてしまう

しかも新種だと思ってつけたけど新種じゃなかった「Hydorangea otakusa」

シーボルトは1823年、長崎に渡来しました。そこでシーボルトは「お滝さん」に出会います。患者として診療してたら出会ったとか、お滝の家が没落して遊女として出島に入ったら出会ったとか、様々諸説はあるんですが、ともかく出会うわけです。

photo by wikipedia.org

シーボルトは結婚していましたので、「お滝さん」のポジションは愛人でした。そして2人の間には子どもができ、その子どもは「楠本イネ」であり、日本での女性初の医師となりました。

ともかく、アツアツだったわけですが、シーボルトはあるアジサイの学名に「お滝さん」の名前を刻もうと、「okakusa」と命名しました(めちゃくちゃカタコト!!)。しかし、この新種だと思っていたアジサイは実際はホンアジサイ(Hydrangea macrophylla)の園芸品種(亜種)であったことがわかりました。かっこつけたのに、かっこつかなかったということですね。

シーボルト、血迷ったか…。

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