ウサギは盲腸がえげつないほど発達した動物
ウサギの盲腸はとても長く、胃の10倍の大きさがあると言われています。盲腸の中には様々な微生物が生息しており、食べかすをもとにビタミンを合成しています。ここで合成されたビタミンは腸では吸収されずに盲腸便として排泄されます。
下画像の「Cecum」が盲腸です。
![](https://manabu-biology.com/wp-content/uploads/2021/05/005a39a19b963e6259a897ffd26025d0.jpg)
盲腸便は普通の便とは異なり、ゼリー状物質で覆われてネバネバしている便です。この盲腸便が出た後で普通のウンコ「排泄便」が排泄されます。ウサギは盲腸便は肛門から直接食べたり、排泄したものをまとめ食いしたりしてビタミンを摂取します。
ご丁寧に高音質で録音してくれた食糞映像。おいしそうに食べてますよ。