マルソデカラッパとは?
マルソデカラッパ(Calappa calappa) はエビ目(十脚目)カニ下目カラッパ科に分類されるカニです。日本を含む西太平洋、インド洋などに生息しています。
![](https://manabu-biology.com/wp-content/uploads/2021/05/calappa_sp_040331_2_3_product_zoom_thumb.jpg)
マルソデカラッパは装甲の弱い腹の部分を巨大なはさみを使って防御しています。その姿は「恥ずかしがっているように見える」とも言われますが、私から見れば要塞化しているようにしか見えません。
![](https://manabu-biology.com/wp-content/uploads/2021/05/f5c492b65b4f209da48c6201bbd9b7ed.jpg)
防御を解いた時の様子。ハサミが巨大すぎます。
![](https://manabu-biology.com/wp-content/uploads/2021/05/1200px-Calappa-gallus-dorso.jpg)
マルソデガラッパのはさみの力はとても強く、巻き貝などの殻を粉砕して中身を食べて生活しています。日中は砂に潜っており、夜になると活動を開始します。
マルソデガラッパと近縁のトラフカラッパ。巨大なハサミで貝殻を難なく割っていきます。
ちょこまか歩くかわいいカラッパ。