バビルサとは?
バビルサ(Babyrousa babyrussa)は哺乳綱偶蹄目イノシシ科バビルサ属に分類される哺乳類です。インドネシアの森林に生息しています。
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バビルサの上あごの牙は肉を突き破って顔面に飛び出ています。この牙はそこまで硬くもなく折れやすいため、イノシシのように武器として使うことはできません。
もう先っぽが折れてしまっている個体。
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バビルサの牙は性選択の結果、このような奇妙な形になったと言われています。つまり、牙が長ければ長いほどメスにモテるようになり、この形質が強化されていったんですね。
![](https://manabu-biology.com/wp-content/uploads/2020/09/Babyrousa_babyrussa_02_MWNH_123a.jpg)
最終的に牙が脳に刺さって死ぬという噂もあり、「死を見つめる動物」との異名までありました。しかし、それはデマであることがわかっています。
目がイッちゃっているバビルサの映像。恐怖!