ちょっとディープな生物の世界

リボザイムとRNAワールド

リボザイムとは

酵素活性を持つRNAのことをリボザイムと呼ぶ。リボザイムはRNA自身を切断したり、貼り付けたり、挿入したり、移動したりする活性・能力を持っているRNAである。tRNA、rRNA、mRNAとは異なるRNAである。

https://en.wikipedia.org/

下の動画はリボザイムがRNAを切断する様子のイメージである。

RNAが酵素のような働きをすることは、生命が誕生した初期はRNAワールドであったことを示す根拠となっている。RNAワールドとは生命誕生の最も初期はRNAの働きによって生命現象が成り立っていたという説である。

また、テトラヒメナという生物はたんぱく質を使わず、リボザイムによってスプライシングを行うことが知られている(自己スプライシング)。

http://www6.pbrc.hawaii.edu/

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