動物にとってダンスとは?
人間だけでなく動物もダンスをすることが知られています。ダンスといっても人間のそれとは異なり、動物の場合には本能的にインプットされた行動様式があります。ダンスは主に求愛行動時に見られます。
それぞれの動物の子孫繁栄をかけた必死のダンス、見ていきましょう。
ゴクラクチョウ
オーストラリア区の熱帯に生息しています。繁殖期に多様な求愛ダンスをすることで非常に有名です。
オドリホウオウ
ケニアとタンザニアに生息する鳥です。この鳥はひたすら垂直上下運動を繰り返してメスの気を引こうとします。
ズキンアザラシ
北極海に生息する大型アザラシです。体長200-300cm、体重200-400kgにも達します。オスは鼻の皮膚を膨らませることができ、ブルブルと振るわせてメスにアピールします。
ハエトリグモ
ハエトリグモのオスは求愛ダンスをしながらメスに近づき交尾に至ります。
シオマネキ
オスのシオマネキは繁殖期になると巨大なハサミを振り上げて招くような動作をします。
イゲウオ(イトヨ)
高校の教科書にも掲載されている有名なダンスです。メスに対して「ジグザグダンス」でアピールします。
ミシシッピアカミミガメ
繁殖期になるとメスの前でオスが指を細かく動かしてアピールします。
ダチョウ
全身をグニョングニョンと動かしながらダンスをします。下の動画では飼育員さんにアピールしていますが、見事な玉砕っぷりです。
タンチョウ
優雅なダンスです。タンチョウのつがいは死ぬまで一緒に暮らすそうですよ。