キタユウレイクラゲとは?
キタユウレイクラゲ(Cyanea capillata)は毒針のある無数の細い赤銅色の触手がからまったような形状をしています。この触手がライオンのたてがみに見えるため、英名では「Lion’s mane jellyfish(ライオンのたてがみクラゲ)」と名付けられています。
キタユウレイクラゲはオーストラリアとニュージーランド周辺に生息しています。傘の大きさが2.3m、触手の一部は37mにも達します。シロナガスクジラは最大の個体で30mほどですので、長さだけで言えばキタユウレイクラゲは世界一長い生物と言えるかもしれません。
キタユウレイクラゲは刺胞に免疫のある魚や、動きな機敏な小魚の隠れ家ともなっています。キタユウレイクラゲの触手の下には何十種類もの生物が隠れているそうですよ。
確かに触手の一部はめちゃくちゃ長そうです。
ウミガメには食べられてしまいます。