ホシバナモグラとは?
ホシバナモグラはモグラ科ホシバナモグラ属に分類される生物です。体長は18~19cmほどで北アメリカに生息しています。
ホシバナモグラの最大の特徴はその鼻で、合計22本の突起が伸びており、その中心には鼻の穴があります。とげとげが星に見えるため、「星鼻モグラ」と名付けられました。
ホシバナモグラは半分水生で、水中の昆虫やミミズ、貝、エビなどを捕食します。獲物を探す際には22本の突起が役に立ちます。ホシバナモグラは目が殆ど見えませんが、星形の部分はアイマー器官と呼ばれる感覚器がびっしり並んでおり、容易にエサを識別できます。
ホシバナモグラのミミズの食べ方には決まりがあり、初めに頭から半分食べ始め、そのあとは尾の方からしごきながら食べます。するとミミズの食べた泥が頭の方から出てきて、おいしいお肉だけいただけるのです。
ホシバナモグラはエサを探すのは上手ですが、穴掘りはそこまで上手くありません。そのため、地面の浅い場所に巣を作って生活しています。
わかりやすかった