【絶滅種】グルグルに巻かれた謎の歯！電動工具みたいなサメ「ヘリコプリオン」

ヘリコプリオンとは？

ヘリコプリオン（ Helicoprion） はアガシゾドゥス科に属するサメの仲間です。石炭紀後期～三畳紀前期に生息していました。

様々な復元図があるヘリコプリオンですが、実際は歯の化石し見つかっておらず、全体像はわかっていません。歯は電気ノコ思わせるかのような構造をしており、螺旋の中心には小さな歯があることから、死ぬまでの歯が全部詰まっていたと考えられています。

以前では下あごの先に歯がついている復元予想がされていましたが、現在では喉の奥の方に歯があったのではないかと考えられています。