殺害されたチンパンジーの体は殴打されて流血しており、部分的に食べられていました(共食い)。研究者たちは2005年以来セネガルでチンパンジーのグループを観察し、群れのリーダーの個体を識別していました。しかし、 2年後にリーダーの個体は権力を失い、若い男性たちのグループに倒され、グループの外に住んでいました。そして、その後、殺されました。
グループ同士の抗争による殺し合いはよく起こりますが、チンパンジーがそのコミュニティ内で殺し合うというのは珍しい例のようです。
ちなみにこちらが敵対するグループの赤ん坊を捕らえて食べている様子です。