メガマウスザメとは?
メガマウスザメは濾過摂食をする体長5mほどの巨大なサメです。
同様に濾過接触で巨大なサメであるジンベイザメとウバザメは海面近くを泳いでいるため比較的早く人類に見つかったのですが、メガマウスザメが最初に発見されたのは1976年でした。メガマウスザメは深い所を泳いでいるため中々見つからなかったのです。
深い深度を泳ぐメガマウスザメは、周囲では光合成が行われないためエネルギー源となるような生物が多くありません。そのため、メガマウスザメは省エネで生活しており、泳ぐ速度も時速2kmほどしかなく、人間が歩くよりも遅いです。
また、口の周りにはたくさんの発光器を持っており、この光に小さなプランクトンが集まってくるそうですが、メガマウスザメの生態はまだよくわかっていません。