セアカヒゲサキとは?
セアカヒゲサキ(Chiropotes chiropotes)はサル目サキ科に分類されるサルで、南アメリカに生息しています。背中が赤くヒゲを持ったサルです。
サキの頭の毛はおしりのように盛り上がっており、特徴的な形をしています。また、顔はひげで覆われており、ダンディーです。南アメリカには様々なサキが生息しており、特徴的な顔を持つことによって自分たちと同じ仲間かどうかを区別していると考えられています。
下の画像はシロガオサキです。顔を見れば違う種だと一目瞭然ですね。
セアカヒゲサキの学名である「Chiropotes」は「手で飲む」という意味です。普通のサルは水を飲むときは池などに直接顔をつけて飲みますが、セアカヒゲサキは手で水をすくって、毛についた水を舐めるようにして飲みます。顎髭が濡れるのを嫌がっているための行動だと考えられています。
ピュアなおじさんって感じの顔だね。