イボとタコ・ウオノメの違い
イボはウィルス感染によって皮膚に生じる小さな突起です。皮膚の基底細胞が増殖することによって起こります。一方、タコとウオノメは機械的な圧力によって角質が増えて生じる隆起です。
イボ | ウィルスに感染した基底細胞が増殖する。 |
タコ・ウオノメ | 圧迫刺激によって皮膚が角質化する。 |
下画像はイボです。
タコとウオノメの違い
手足などの圧迫刺激が加わっていると、皮膚が角質化してタコが生じます。この角質は体の外側に向かって厚みを帯びます。
ウオノメの場合も足の裏に圧迫刺激が加わることによって起こりますが、角質が芯のように厚くなって真皮(内側)に向かって食い込んでいきます。タコの場合は特に痛さはありませんが、ウオノメは神経を刺激するため痛いです。
タコ | 角質が体の外側に向かって厚みを帯びる。 |
ウオノメ | 角質が体の内側に向かって厚くなっていく。痛い。 |
タコとウオノメの画像比較。ウオノメには目(中心)があります。
ウオノメ タコ