ちょっとディープな生物の世界

カメの甲羅をクチバシで破壊して食べる全身黒づくめのヤツ「ミナミジサイチョウ」

ミナミジサイチョウとは?

ミナミジサイチョウ(Bucorvus cafer)はブッポウソウ目サイチョウ科に分類される鳥類です。南アフリカのサバンナに生息しています。

photo by ebird.org

ミナミジサイチョウは肉食性の巨鳥で、体長は体長約90~130センチ、翼開長は2mに達します。クチバシは鋭くとがり、全身は真っ黒で目の周りは赤いといういかにもヤバい雰囲気が漂う鳥です。

photo by wikipedia.org

飛ぶことはできますが、もっぱらを地上で過ごし獲物を探し回ります。動物の死骸などを食べることから「草原の掃除屋」との異名もあります。小鳥やカエル、トカゲなども食べ、カメの甲羅もするどいクチバシで破壊してから食べることもあるのだとか…。

photo by krugerwildlifesafaris

甲羅は割ってないですが、甲羅の間から足をもぎとります。怖すぎ。

寿命は50年と長く、子どもは巣立つまで10年かかります。それまではのんびり家族で暮らします。鳥類なのにまつ毛も長いという、色々おもしろい特徴を持った鳥なんです。

家族でのお散歩風景。…威圧感半端ないです。
photo by fascinatingafrica

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