イラガの幼虫とは?
イラガ(Limacodidae)はチョウ目イラガ科に分類される昆虫の総称です。世界各地に生息しています。
イラガの幼虫は多くの棘を持っており、その毒棘に触れるとハチに刺されたような痛みを生じます。幼虫の体色は警戒色としての派手さであると考えられます。
イラガの幼虫は光にあたると体表にある針から一斉に液が分泌されます。この液が毒の正体です。一方、成虫は無毒で、口吻が退化しており何も食べないで過ごす人畜無害やヤツです。
イラガの幼虫は毒素に耐性のある鳥やクモには食べられますし、この液に触れずに毛虫を食べる昆虫には普通に捕食されてしまいます。残念。
体全体で「俺はヤバいぞ!!」って表現しているイラガたち。