ちょっとディープな生物の世界

タツノオトシゴは父親が「出産」する

タツノオトシゴのオスの育児のうには1000個の卵が産み付けられる

photo by youtube

タツノオトシゴのオスは「出産」することが知られています。といっても、この「出産」とは本当に出産しているのではなく、オスの腹にある育児のうから子どもが出てくるので、その光景から「オスが出産する」とよく表現されます。

タツノオトシゴのメスはオスの育児のうに卵を1000個ほど産み付けます。オスは卵を守り続け、卵が孵化したら育児のうの出口から赤ちゃんが産まれます。ちなみにメスはその間は次の卵を産む準備をしています。オスが卵の世話をすることですぐに次の産卵の準備に取り掛かれるんですね。

けっこうな勢いで出産してますよ。

卵はメスのお腹からダイレクトに移されます。

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