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ネットワークの基本:無線LAN

無線LANとは

無線LANはケーブルを利用せずに電磁波によって構築されたネットワークのことを指します。無線LANには2.4GHzと5GHzが割り当てられています。

無線LANの規格

無線LANはIEEE(米国電気電子学会)によって規格が制定されており、IEEE802.1と呼ばれています。

IEEE802.1とは

IEEE802.1とは1997年に制定された2.4GHzの周波数を使って最大2Mbpsで通信を行う規格のことです。それ以後、新たな規格が続々と現れています。2014年には第5世代の規格(802.11ac)として5GHzの周波数を使いMIMOと呼ばれるマルチチャンネル技術を用いて高速通信が可能となりました。最大6.93Gbpsの通信をおこなえます。

クライアントモジュールとアクセスポイント

無線LANを使用するためにはクライアントモジュールとアクセスポイントが必要となります。クライアントモジュールとは、パソコンに内蔵された無線データを送受信する機器です。アクセスポイントとは、クライアントモジュールと有線LANの中継を行う機器です。アクセスポイントとクライアントモジュールとの間では、SSID(ESSIDとも呼ぶ)と呼ばれる識別子を登録し、登録したもの同士のみでのやりとりを行います。

Wi-Fiとは

無線LAN=Wi-Fiと認識していてもほぼ間違いではありませんが、両者には微妙な違いがあります。無線LANが初めて登場した時は規格が整っておらず、メーカーの違いによっては接続できないものがありました。その後、規格を整え、他社製品であっても無線LANに接続できるようにしたものを「Wi-Fi対応製品」と呼んでいます。

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