コガシラネズミイルカとは?
コガシラネズミイルカ(Phocoena sinus)はネズミイルカ科ネズミイルカ属に分類されるイルカの仲間です。カルフォルニア湾に生息しています。
全長は約150cmほどで、目と上下の唇は黒くパンダのような顔をしています。ものすごくかわいいのですが、本気で絶滅しそうな生物種の1つです。1993年における生息数は300 – 400頭と推定されていましたが、その後も個体数の減少が進み、2016年の調査では約30頭、2020年には推定10頭となりました。個体数の回復は絶望的とされています。
コガシラネズミイルカは人間の漁による影響で個体数を減少させていきました。現在は保護区から漁船を完全に排除する措置をとっています。
何かと世間を騒がすシーシェパードが、漁網にかかって死んだコガシラネズミイルカを発見。こうやって減っていくんやね。
コガシラネズミイルカを保護している様子。もう風前の灯火。