このカエルは、サボテンのような多肉植物の低木が茂る砂漠や、霧が発生し乾燥に強い植物が育つ場所に生息する体長3~4cmの小型のカエルです。
このカエルはおたまじゃくしの期間がなく、直接カエルへと発生する「直接発生」という仕組みで生まれてきます。そのため、水たまりなどがなくとも、少し湿った場所ならば子孫を増やすことができます。耐乾燥に特化したカエルですね。
同じような種類のカエルとして、ケープ・レイン・フロッグ(Breviceps gibbosus)がいます。こちらもまんまるで鳴き声が独特です。