目がよくなるわけではないが、少し効果はあるかもしれない
普通、視力の低下は毛様体(筋肉)の不具合であると考えられています。そこが不調の場合にはブルーベリーを食べても何も効果がありません。
しかし、ブルーベリーに多く含まれているアントシアニンはロドプシンと呼ばれる物質の再合成を助ける働きを持ちます。ロドプシンとは暗闇で働く視細胞である杆体細胞に含まれる色素体です。このロドプシンが光を受けて変質することで、杆体細胞が活動電位を起こし、「見る」ことができます。
ブルーベリー=視力回復の噂は、第二次世界大戦中の英国兵が「ブルーベリージャムを毎日食べていたら、夜間でもよく見えるようになた」と報告されたことから生まれました。ブルーベリーを毎日食べると、暗い中でもよく見えるようになるのかもしれません。