ちょっとディープな生物の世界

ワシの瞬膜の開閉をスローモーションカメラで捉えた画期的な映像

瞬膜とは、まぶたとは別に水平方向に動いて眼球を保護する透明又は半透明の膜です。第三眼瞼とも言います。「瞬間的に動く」ため瞬膜と呼ばれています。瞬膜が閉じている時はまるでゾンビのようです。瞬膜の映像は4:50あたりから。

両生類や魚類の一部(サメの仲間)、及び鳥類、爬虫類は発達した瞬膜を持ちますが、哺乳類では瞬膜が痕跡器官となっている種も多く、霊長類では一部の種に限られています。ただし哺乳類でもラクダやホッキョクグマ、ツチブタ、鰭脚類(アシカやアザラシの仲間)には完全な瞬膜があります。鳥は自由に瞬膜を動かすことができます。

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