中生代
2.52億年前から6600万年前までの地質時代を中生代と呼ぶ。さらに三畳紀、ジュラ紀、白亜紀に分けることができる。
恐竜の出現
陸上生活に適応した爬虫類は恐竜へと進化し、様々な環境に適応し多様化していった。
始祖鳥の出現
爬虫類が出現した後、双弓類、主竜類、恐竜類、竜盤類へと進化していき、そこから鳥類が出現した。竜盤類は絶滅している。
中生代の植物
中生代では裸子植物が反映した。ニルソニア、クラドフレビス、バイエラなどの化石が見つかっている。
ニルソニア
三畳紀に生息したソテツの一種である。
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クラドフレビス
三畳紀に生息したシダ植物である。
バイエラ
三畳紀に生息したイチョウ類である。現在はイチョウ一種のみが自生している。
植物に関する化石:琥珀
また、植物に関わる化石として琥珀がある。琥珀は樹木が出す樹枝の化石であり、昆虫やその他の動物が閉じ込められていることがある。下の琥珀ではカエルが閉じ込められている。
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中生代末の絶滅
中生代と新生代の境界の地層(K-Pg境界)に、イリジウムを多く含む地層がある。イリジウムは隕石に多く含まれ、地表には殆どない元素である。また、この地層にはマイクロテクタイトと呼ばれるガラス質の微小級や、衝撃変成石が含まれており、小惑星衝突が大量絶滅の原因であるとの説が強い。