地質時代とは
地球の誕生(約46億年前)から現在までの間で、記録が残っている以前の時代のことを地質時代と呼ぶ。つまり、直近数千年を除く時代である。大まかな時代区分として「代」が、代の細かい区分として「紀」が用いられる。
先カンブリア時代 46億年~5.42億年前
古生代の初めのカンブリア時代以前を先カンブリア時代と呼ぶ。この時代においては化石があまり発見されていないが、末期にはエディアカラ生物群が出現した。
古生代 5.42億年前~2.51億年前
カンブリア紀、オルドビス紀、シルル紀、デボン紀、石炭紀、ペルム紀に区分される時代である。この時代において、多細胞生物が生まれ、様々な生物種が生まれ、現在の動物門が殆ど誕生した。特にカンブリア紀の爆発的な生物種多様化をカンブリア爆発と呼ぶ。
中生代 2.51億年前~6550万年前
三畳紀、ジュラ紀、白亜紀に区分される時代である。ほ乳類の出現、恐竜の出現、裸子植物の繁栄、恐竜の絶滅などの特徴がある。
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三畳紀の名は、南ドイツで発見されたこの紀の地層において、赤色の砂岩、白色の石灰岩、茶色の砂岩と堆積条件の異なる3層が重畳していたことに由来する。
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新生代 6550万年前-有史
古第三紀、新第三紀、第四紀に区分される。哺乳類と鳥類が繁栄したことで特徴づけられる。第四紀はヒトが出現し、繁栄した時代である。
名前の由来は簡単で、三番目の時代という意味です。しかし、この区分は近年廃止され、PaleogeneとNeogeneの二つの時代に分割されました。日本では今のところ、旧来の呼び方を元に、古第三紀と新第三紀と呼んでいます。
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