海中生物の繁栄の流れ
海では細胞が生まれ、単細胞生物、多細胞生物が誕生した。その後、甲殻類の外骨格のグループと、無顎類などの内骨格(脊椎動物)のグループへと大きく分かれていく。無顎類は最終的に魚類へと進化していった。以下、詳細を述べる。
http://ameblo.jp/oldworld/entry-10477892367.html
先カンブリア時代
単細胞生物から、ミトコンドリアなどを共生させた真核細胞が生まれ、多細胞生物へと発展し多様な形態へと進化していった。結果、エディアカラ生物群が出現した。
古生代 カンブリア紀
渦中の酸素濃度が高まり、呼吸を行う環境が整った。また、カルシウムイオンが海中に豊富になり、体の硬い組織を発達させるようになった。ロッキー山脈バージェス峠から見つかったこの時代の動物群をバージェス動物群と呼ぶ。アノマロカリス、三葉虫、ピカイアなどが生息していた。
脊椎動物である無顎類の仲間が出現した。顎や浮き袋がなく、魚類の祖先にあたる種でないかと考えられている。
http://blogs.yahoo.co.jp/yosi938881
古生代 オルドビス紀
この時代になると、カンブリア紀の無脊椎動物は殆ど絶滅したが、浅い海ではウミユリ、オウムガイ、腕足類などの生物種が生息していた。
古生代 シルル紀
三葉虫の種類数が減少した。一部は補食者から身を守るために体を丸める構造を取るようになった。
古生代 デボン紀
ウミユリがウミユリ石灰岩を形成した。また、シーラカンス・ユースノプテロンなどの総鰭類(硬骨魚類)、サメなどの軟骨魚類が出現した。
軟骨魚類
軟骨で全身の骨格を形成する魚類である。下画像はサメの骨格であるが、描かれている骨全てが軟骨である。
総鰭類
足の起源となる太い骨がヒレにあるのが特徴的な魚類。浅瀬で這うようにヒレを用いていたのではないかと考えられている。
古生代 石炭紀
大形有孔虫のフズリナ類が浅い海で繁栄した。
古生代 ペルム紀
三葉虫が絶滅した。アンモナイトは絶滅せず、中生代で繁栄した。