ちょっとディープな生物の世界

幼虫が住みやすいよう植物の茎をぼさぼさの形に変えてしまう昆虫「オウシュウバラタマバチ」

オウシュウバラタマバチとは?

オウシュウバラタマバチはタマバチ科に属するハチの仲間です。植物の茎に華麗な虫こぶを作ることで知られています。

photo by flickr.com

オウシュウバラタマバチは40~60個ほどの卵を化学物質と共にバラの葉の芽に産み付けます。すると、バラの葉の代わりにぼさぼさした糸状のモジャモジャが形成されます。この中心にはコブがあり、幼虫たちはコブの内側で植物を食べながら成長します。

photo by wikipedia.org

また、幼虫は植物にとっての成長ホルモンを分泌し続け、虫こぶを成長させつつ、自分も成長します。最終的にはテニスボールぐらいの大きさまで成長するそうですよ。

photo by wikipedia.org

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です