オオキノコシロアリとは?
オオキノコシロアリはアフリカに生息する黒い色をしたシロアリです。
オオキノコシロアリは、直径が4~5m、高さが9mにも達する巨大な巣を建築します。また、巣の周りは直径20mも掘り返され、土が積み上げられています。
巣の外側の層はもろくて埃っぽく、内側の層はシロアリの唾液と土を混ぜて作った固い層になっています。壁の中にはトンネルや空間が入り組んだ状態になっており、中には幼虫を育てる部屋、食糧庫などがあります。また、枯れ木などを巣に持ち込み、堆肥を咥えてシロアリタケを栽培しています。
この巣の内部には外部に通じる煙突がたくさんあり、空気が循環するようになっています。このように空調まで整備された快適な巣は何と100年間も維持されるそうです。
オオキノコシロアリではない他のシロアリの巣です。中身はこんな感じなんですね。