ちょっとディープな生物の世界

弁慶の泣き所を打つと痛いのは骨の表面を覆っている骨膜がほぼむきだしだから

骨は痛みを感じない

弁慶の泣き所とは「すね」のことを指します。すねをテーブルの角なんかにぶつけると身悶えするほど痛いです。すねには筋肉や脂肪がないため、骨が皮を隔ててダイレクトに存在しています。だから痛いんだ!と思われがちですが、実は骨には痛みを感じる神経はありません。

痛みを感じているのは骨の表面を覆っている骨膜です。骨膜には神経が張り巡らされており、すねを打つと骨膜に衝撃がダイレクトに加わることによって激痛となっています。

下画像のPeriosteumが骨膜。画像は頭蓋骨のものです。
photo by study.com

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です