ちょっとディープな生物の世界

数百万匹で5200kmの集団移動する驚異のチョウ「オオカバマダラ」

オオカバマダラとは?

オオカバマダラはチョウ目・タテハチョウ科・マダラチョウ亜科に分類されるチョウで、北アメリカに生息しています。

photo by wikipedia.org

9月頃になるとロッキー山脈の東側には2億匹のオオカバマダラが生息しています。この地で栄養を蓄えたオオカバマダラは、カナダの南部からメキシコに向かって1日80kmの距離を飛行し、11月にはメキシコに到着します。

オオカバマダラは集団で木にぶら下がって冬眠をし、3月に交尾をします。その後、オスは死亡し、メスは北へ向かいながら適当な場所に卵を産み付けます。孵った卵はやがて成虫となり、仲間と共にカナダを目指します。

メキシコで越冬するオオカバマダラの大群、5億匹いるとのことです。

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