テナガカミキリとは?
テナガカミキリ(Acrocinus longimanus)は鞘翅目カミキリムシ科に属するカミキリムシの一種です。メキシコからアルゼンチン北部にかけて生息しています。
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テナガカミキリの最大の特徴は極端に長い前脚です。オスの体長は7.5cmほどですが、前脚の長さは15cmあります。ちなみにメスの前脚はここまで長くありません。
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オスの前脚の使い方については長く議論されてきましたが、最終的にはオス同士が戦うためだということがわかりました。オス同士の戦いでは、長い前脚を相手の脚の付けにひっかけて木から放り投げます。勝者はメスと交尾することができるので、前脚の長い形質が強化されていったんですね。
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体の模様もけっこういけてる。