サバクトビバッタとは?
サバクトビバッタはバッタ科に分類される昆虫で、アフリカに生息しています。
サバクトビバッタと人類の歴史は長く、旧約聖書の出エジプト記には「イナゴの災い」として描かれています。サバクトビバッタは度々大量発生し、1954年には観測史上最大の大量発生を起こし、500億匹のバッタ(重さ10万トン)が発生しました。
サバクトビバッタは通常は群れで暮らしていなく、他のバッタと同じような生活をしています。しかし、豊作で個体密度が高まると体型が変化する「相変異」が起こり、「孤独相」(下画像上段)の体から長距離移動に適した「群生相」(下画像下段)の体になり、一斉に移動を始めます。あまり豊かすぎてもだめってことですね。
バッタ大好きな少年に見せたら発狂しそう。
2020年はコロナウィルスで大変だった時にバッタも大量発生して対応できないとニュースになっていました。