ちょっとディープな生物の世界

【動画】赤ちゃん1匹だけをお腹の中で育て出産する「ツェツェバエ」

ツェツェバエとは?

ツェツェバエはハエ目(双翅目)ツェツェバエ科に分類されるハエで、アフリカのサハラ砂漠以南に生息しています。成虫のメスは吸血し、アフリカ睡眠病を媒介するので非常に危険視されています。

photo by wikipedia.org

ツェツェバエはたった1個の卵をお腹の中で育てます。腹には子宮のような役割をする嚢があり、孵化した幼虫はお腹の中で母親から分泌液をもらい成長します。まるで哺乳類のようです(しかし、幼虫と母体は繋がっていないため胎生とは言えません)。

photo by youtube

9日後には土の上に産み落とされ、すぐに蛹化し、1か月後に羽化して成長になります。寿命は4年ほどなので、幼虫を産み落としたツェツェバエは次の幼虫を育て始めます。

photo by youtube

ハエが幼虫を産み落とす光景はなんだか奇妙ですねぇ

仰向けになって出産するツェツェバエ、応援したくなりますね。

にょろんと生まれてきます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です